沿 革

 学区の概要

・大塩は、仙石線矢本駅より北へ約4.6q、松島丘陵北の旭山に続く低い山並みが連な山間部に位置する豊かな自然に恵まれた農村地帯である。歴史的には、長江氏の本拠として拓かれ、学区には新山神社(1091年平景政勧進造営)等、多くの旧跡が現存している。

・学校は、学区のほぼ中央に位置し、この地域を象徴するように、樹齢およそ800年の校木「高野槙」、また、校歌にも歌われている「先賢の碑」があり、桜の大木の並木に囲まれている。

・石巻市や仙台市を通勤圏に抱え、新興住宅団地の造成による新興住宅地と従来地区とが混在した地区構成になっている。仮設住宅からの転出が増えている。

地域コミュニティの絆が強く,ソーシャル・キャピタルが醸成され,地域の教育力が高い。地域の方々の主体的な参画による「みやぎらしい協働教育」が充実している。

児童は、豊かな地域の教育力に支えられ、健やかに育っている。純粋で明るく活力に富み,素直で優しい気持ちをっている子が多い

 児童数・学級数

学年

1学年

2学年

3学年

4学年

5学年

6学年

特別支援

児童数

4

12

10

18

15

15

74

13

21

11

16

19

15

95

17

33

21

34

34

30

169

学級数

1

1

1

1

1

1

6

※ 平成29年4月1日現在

 名所紹介


・ 大塩ふるさと夢桜

 大塩小学校の敷地内に咲くソメイヨシノです。樹齢は90年以上とも言われ,長寿の桜です。春には素晴らしい花を咲かせます。地域では「大塩ふるさと夢さくら」の愛称で慕われ,この桜の下で自治協議会主催の「大塩地区ふるさと花まつり」が毎年,盛大に開催されます。
 冬は,地域の方々の協力のもと,剪定をしたり,栄養剤を与えたりして地域ぐるみで大切に育てています。


・ 高野槙

 東松島市の天然記念物に指定され,樹齢800年を超える御神木です。以前は,校舎の裏側にそびえ立っていましたが,昭和3年,校庭拡張と講堂新築のために伐採されそうになりました。
 しかし,矢本平之助氏の強い願いにより世紀の大移植を行ったとされています。当時の移植の様子は写真で校長室前の廊下に展示されています。

・ 太郎坊清水

 学校近くにある湧水です。別名を一杯清水とも言われ,一杯飲むと力がわき出る,一杯飲むと若返るとも言われています。残念ながら,現在は飲料用としては利用できませんが,太郎坊清水にまつわる逸話が掲示されています。

 昔このあたりに,じいさまとばあさまがおったとさ。じいさまが山さいって木を切っていると足下の岩陰で「ゴボゴボ」という音が・・・